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待ってる間にもちろん奥さんに勧められてソロンタンを食べる。大失敗!韓国では「食事をしましたが、挨拶代わり」ーーとてもさっき市場で食べましたなんて失礼で言えません。不思議な事に余裕で食べてしまった。胃拡張になってるみたい。韓国に来ると、日本に居る時よりも2倍近くの量を食べます。私だけでないと思う。とにかく美味しいですよ、色んな物が。。。食べ終るところに友人到着。挨拶変わりに彼の頭を持って数回振ってあげました。 従業員はビックリ、奥さん大笑い、本人唖然!「アイゴー」の悲鳴とともにトイレに駆け込みました。そのあとは想像にまかせます。まあ、俺様を待たせるのは1000年はやいのだ(笑) 数分後、トイレから出て来た時は友人は半分死んでました。。。勘弁してくれと言わんばかりの顔で「頭振るのは反則です」だって。知るか、そんな事。結局彼が食事をするのを待ってからキョンドンシジャン(キョンドン市場)に向かう。彼が長年付き合ってる唐辛子専門店でキムチ類の唐辛子を購入。以前は先代とここに来て、身から粉にしてもらうのをずっと待っていたが(これがとても時間が掛かるーー量によっては2時間は当たり前でした) 彼の行きつけの店なので前もって注文してあるので商品の検品とピックアップだけ。ピックアップと言っても、韓国は便利でバイク便を使ってホテルに運んでもらう。とても粉末の唐辛子30キロは二人の男で重荷なのだ。 唐辛子の種類は2種類。粗挽きと粉末です。粗挽きは主にカクテキ(大根キムチ)に、そして両方のブレンドを白菜キムチに当店では入れてます。何故韓国で唐辛子を買うのかと言うと、本場の唐辛子のほうが辛いだけではなく、コクがあるのです。美味しい物を作るのに手抜きは禁物ですからね。待ってる間に店頭にあった生の青唐辛子を試食しようと思う。「メウンゴよ?(辛い?)」と聞くと店の主人は「アニヨ。(ちがいます)」と答える。そして自家製テンジャン味噌(日本ではサンチュ用の味噌)を出してくれる。生の青唐辛子は他のブログで紹介したテンジャンチゲの辛みの味付けに使ったり、チジミの中に入れて焼いたりと用途は多彩。多少は辛いが、普通に食べられるのだーーアタリが出ない限り。アタリがね! 私がちがう物を見てる間に友人の逆襲ーー復習劇がおきたのだ。何食わぬ顔でテンジャン味噌を付けた唐辛子を私にくれる。私は何も考えずに韓国のネギを見ながらガブリと噛んでしまう。すると数秒後に私の口の中はファイアー(バックドラフト)状態。火の海ーー毛細血管は全開で頭の天辺から汗が吹き出す。。。ヤラレタ!友人は大笑いで近くのカボチャを両手に持って、振りながら笑ってる「さっきのお返しだよ」といわんばかりに。完璧に復習されてしまったのだ。これは韓国の仁義なき戦いの幕開けに過ぎなかったことは私もこの時点では気付いてなかった。無論、ついでに生の青唐辛子も2種類買いました。
by taiseien
| 2006-02-06 22:50
| 韓国出張
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